ロンドン旅行記 プロローグ II (vol.1)



アテンションプリーズ
空港です。
携帯からです。
いよいよオン ボード。
が、イロイロあってすでにぐったり…
疲れた…
機内でよく眠れそうだ。


本当はプロローグをもっとアップしようと思ってたんだけど、
ここ二週間のお仕事が、担当業務変更の都合、まぁ、怒涛の日々。
毎年6月はお手すきだから、早々に休暇申請したのに…こういう運命。
アイスランドの火山がまた噴火してて、ちょっと前にヒースロー空港がクローズになったり、
冷や冷やしつつも、私の旅行は大丈夫だろう。と、なぜか自信があった私。
でも昨日、課長に帰りしな、ヒースロー空港がクローズになったらユーロスターでパリにでて
シャルル・ド・ゴール空港から帰ってくるように。
と、代替案まで提示され送り出される。。。
ちゃんと帰ってくるように。と。
帰れなくなったらラッキーとちょっと思っていたのがばれたか…。


そんなドタバタな毎日のなか、ホストファミリーとコンタクトがとれ、おうちに遊びに行くことに!
嬉しい!
反面、会うと決まった途端やばい。英語がやばいことに気がつく。
旅行で必要最低限の英語しか使わないつもりだったのに。
震災のこととか、最近の自分のこととか、子供達の心魅くトピックとか。
なんにも考えてない。
行きの飛行機での課題です。あ、でも眠いなぁ。。
当時5歳と7歳だったチビ達が今11歳と13歳になってる。って。
多感な年頃だわ〜。未知の年齢だわ〜。びびる〜。
でも私は信じます!
あの子達はいい子に育っていることを。


旅行の準備中ふとした時にひとり旅とゆー不安にかられ、心のウチをこぼすと
家族はじめ、みんなに え?何をいまさら?初めてじゃないでしょ?と。
留学前は不安や心配なんて、これっぽっちもなくって、
夢が叶う喜び、新しい世界に脚を踏み入れる期待に胸いっぱい。
母親曰く、こっちが心配する位だったとのこと。
(当時母が心配していた。なんてこれっぽっちもしらなかった。
勝手に一人でサクサク計画&行動して、全て事後報告。
なのに笑顔で見送ってくれた父母。親の心、子知らず。を痛感)
慎重になるのも歳ね。と、母親から痛恨の一撃。


でも、今はもうワクワクさんです!
みなさんにも楽しいお話をおすそ分けできるように。しゃかりき、インジョイしてきます!
いってきまーす!


と、ここからは6/18の編集!旅ブログスタート!

飛行機は通路側も窓際もいっぱい。
seatのリクエストがあったらon line check inをするように。とカウンターで冷たくあしらわれる。
ごーん。。。。。。
すっかりon line check in忘れてたのよー・・・
それ位ギリギリまで忙しかったのよ・・・・
お隣様、いい人達で在ります様に・・と願いながら機内に乗り込みますと。
すでに通路側に玄人風の男の人が着席。
がーん。男の人・・・。
ちなみに玄人と思った理由
→ビジネスマンがカジュアルダウンした格好。
流暢な英語を操り、英字新聞を持ってる。
外国人の香水の香りがする。
一瞬、外国人か?と思うも、日本の小説を読んでた。
結局一言も話さなかったけど、イギリスのlanding cardをもらってなかったから
ロンドントランジットでどこかに行ったのね・・・・
窓際は誰かしら?
ドキドキしながら待つもなかなか現れず、いよいよ、あれ?もしかしてキャンセルで空いちゃったりして?
ラッキー!なんて思っていたら、玄人の英語が聴こえる。
「ココの席?」って。
ぎょ。
the 外国人現る。予期せぬ展開。しかも男の人。
目が合うだけで微笑んでくるし、せまいからちょっと脚とかふれるだけで
「sorry」って言ってくるし
この時点では、イギリス人にしては愛想がありますなぁ。と思ってた私。
飛行機が飛んだ頃にsmall talkスタート。
まさか、旅のこんな序盤から英語使うとは・・・・。
眠いから頭働かないし、トホホ。
眠い時って、日本語でも話すの億劫でしょ?みなさん・・・。
牽制で、日本語話せますか?って聞いたら
「no only English」&「only mo shi mo shi?」
そうですか・・・
仕事で日本にきてて、日本は3回目とのこと。
日本の企業に勤めてる。って言うから、会社の名前聞いてもいいですか?って
聞いたら、特に知らない会社名。
キミはholiday?と聞かれたので、そう。と。
ボクはparisに住んでる。とのことで。
そっか。ロンドン行きだから。ってイギリス人とはかぎらないなぁ。とここで気がつく。
ボケボケな私。
果て、この人は一体何人だ?
フランス人にしては、フランスなまりがまったくないし
"only English"とか"I live in Paris"っていう言い方も不思議だし。
肌は私より焼けてるし。
むむむ・・・・何人だ?あぁ、外国人ってこういう話題繊細だからなぁ・・・
ま、いーや。寝よ。
と。
でも、結局、2回目のご飯から着陸するまでずっとお話をすることに。
結果、おっちゃんはフランス人。
親日家で女の子が大好きなフランス人でした。
年齢は40代かしら?でも、looks niceな方でした。
"チャーミング”という言葉がとても似合う人。
私がビール飲んでたらハイネケーーーーーン!フーッ!っていったり(自分はワインを水のように飲んでた)
オンデマンドのパネルタッチ、割り箸でピコピコしてたり(日本のおじさんこんなんしてたらひくでしょ?)
トイレいったら、クルーに大量にお菓子もらってきて、キキキって喜んでたり。
私がタルトの塊を漫画のようにおっちゃんの方に飛ばし落としたら、怒ることなくゲラゲラ笑ってくれた。
「sorry・・・・・」「Noooooooooo problem」
しかも、私が拾おうとするのを拒否し、スマートにおっちゃんが拾ってくれた。
ジェントル〜。
こういうのささっとできるのがステキよね。欧米人って。
左(玄人さん)に飛ばしてたら怒られたかな・・・・。クリーニング代出せ・・・とか!?


でも、話の初めに
「きみはholidayなのになんでparisに行かないでlondonに行くの?」と。
出た!フランス人のフランス推し!!!
first questionがこれって本当にすごいと思いませんか?
しかもロンドンに行く理由を問うでなく”パリに行かないで”というところがミソ。
「パリも好きだけど(と、つけるあたりが我ながら日本人だと思った)
昔、ロンドンにホームステイに行ってたから・・・ロンドンが好きだし、ホストファミリーに会いに行くの」
と、言ったら
「なるほど。Good reason。ならわかった」
と、お許しを頂く。
ロンドンに住みたいなんて、ちっとも思わない。ロンドンは寒いよ。天気もおかしいし。
と、今から行く人に向かって、イギリスのnegative pointをたくさん言ってくるから
「イギリス人とフランス人って本当仲悪いよね」
と、ちくり。わるみが現れる。
「うん。まあね。でも、フランスはイギリスよりドイツとの方が仲悪いよ。歴史のせいでね。」
と。私のイヤミも気にせず、ドイツ人は犬みたいにうるさい。って今度はドイツ人の悪口言ってた(笑)
というわけで、おっちゃんへの胡散臭い念は抜けずとも
お互いのパスポート見せ合って、行ったことのある国の話とか
おっちゃんのフランスの写真とか、日本で撮った写真を見せてもらったり
(外国人目線の日本の写真は興味深く、おもしろかった。
おっちゃんが仕事で訪れたついでにattendしてもらったという岡山の後楽園の写真を見せてもらう。
外国人に日本庭園を紹介されるとは・・・)
まぁ、いろんな話をしました。
が、英単語がでてこない、でてこない・・・・。
絶対、滞在時使ってた単語がまぁ、口から出てこない。
最悪・・・。
でも今思うと、おっちゃん、ビジネス上、日本人の話す英語に随分慣れているんだろうなぁ。
よく、聞き取ってくれたし、面倒臭がらずにちゃっと聞き直してくれる。
「sorry?」って聞き直してくれるとき、異常に顔を近づけてくるから
右手で払いのけたくなる位だったけど。
おっちゃんの英語の発音綺麗だね。って言ったら
「だって仕事で毎日使ってるもん。」だって。
私も"英語を使う"ってだけだったら毎日使ってますが。
話す。ってなると、本当に苦手だなぁ・・・・・。
おっちゃんは日本がとても大好きで、日本食がすっごい好きなんだって。
毎日、昼か夜に一日一回は食べる。って。
そうでなければ今頃おなかがこうだよ。っておなかを膨らませるジェスチャー
日本人の人を思いやる精神とか、尊敬する気持ちが素晴らしい!って熱く話してくれた。
あと、スリがいない(少ない?)、治安の良さも驚いてた。
恐縮です。光栄です。
結局、ヒースローに着いても話しながら一緒に歩いてて、
arrivalsとflight connectionが分かれるところでバイバイ。
周りのみなさん、一体どんな関係だと思ったでしょうか?
旅は一期一会な感覚が望ましいのかな。とも思って、おっちゃんの名前も聞かなかったの。
今思うと、おっちゃん、来週日本から会社の人がくるからパリをガイドする。って言ってたから
連絡先聞いておいて、パリに行った時、ガイドしてもらえたかも。とも思うけど。
まぁ、せめてもの想い出にブログにアップ。
おっちゃんのおかげで楽しいフライト&英語のリハビリをすることができました。
ありがとう。


ロンドンだー!とはしゃぎ、写真を撮りたがるも、着陸態勢でベルト装着中。
窓際のおっちゃんに撮って!と、頼み撮ってもらいました!
そうなの。
着いた日は、こんなに晴れやかなお天気でした。
2枚目の写真、ロンドンアイ、わかりますか?





さてさて入国審査。
税関の洗礼を受ける。
飛行機のクルーもいい人たちだったからすっかり忘れていた。
イギリス。って、こういう国だということを。
ただの旅行だもん。すんなり通れると思ったら
パスポートについてる5年前の学生ビザのことをいろいろ聞かれ、
当時なにしてたか、今何してるか質問攻めにあう。
ハーーーーーーーーンっ?って税関のおばちゃん。
質問、聞き間違えたら
私の話聞けっつーの。(と、私には聞こえる)っておばちゃん。
ホテルはどこ泊まるの?という質問に、宿名伝えたら
そんな名前聞いたことない。フンっ。(絶対"フンッ"はないけど、私には聞こえる)って
パスポート投げ返すおばちゃん。
こっちが、フンっ!None of your business!!!!! と、心で悪態つきながら
どうにか、入国できましたとさ。

懐かしのtubeでいざ、センターの宿まで。
18時頃無事に到着するも、出歩く元気がなくそのままベッドに入ってしまいました。
気楽なお一人様・・・。

2日目へ続く・・・

【飛行機で観た映画】
・抱きたい関係 
ブラックスワンの陰でひっそり上映していたナタリーポートマンの映画。
お気楽ラブコメディ。でもハレンチシーンと下ネタが多々ございます。飛行機だけど気にせず観ちゃった。)
・ツーリスト 
(アンジー叶恭子さんに見えて仕方なかった。
キャプテン・ジャック・スパロウの独特だと思ってた走り方はジョニーの地なんだなぁ。と
ジョニー・デップの逃げるシーンを観て思った。)
ビヨンセ 2010 ワールドツアー 
(すごいよー。ビヨンセ、かっこ、かわいすぎるよー。渡辺直美は本当にひどくて、素晴らしいと思った。
こんなせまい飛行機の座席でめっちゃ歌って踊りたくなる。うずうず。オッオッオッー♪オッオッオッー♪
内輪ネタだけど、すっぴん&ストレートヘアのビヨンセはゆ○こ○んに似ていると思った)
ハリーポッター 死の秘宝 part1
(part2 is coming soonだからね。復習しておきました)


我ながら観すぎ・・・
そうなの。飛行機であんまり眠れない子なのです、私。
一回目のごはんがserveされるまで寝た位。
離陸後、揺れが激しくて、乗客から思わず声が上がるくらいの揺れ。
私はてのひらにぐっしょり汗かいた。
震災以来、無抵抗状態の揺れは恐ろしすぎる・・・・。
寝るしかない。と思って寝ました。