ロンドン旅行記 vol.5

6:15起床。

ようやく人並みの時間に起きる。

外を確認。

わーい!!!

雨降っていない!

ようやくRegent's parkにrunに行ける!

持ってきましたよ、run goods.

かこちゃんから頂いたMUJI のスポーツシリーズ(廃盤)

かこちゃんがステラ・マッカートニー風。って言うからさ。

NIKEじゃなくて、ちゃんとステラ風を持ってきたよ。


Park map.

いろんなコースがあるけど、おそらく一番走りやすいouter circle

一周約4.6km。

程よい。

正門。


走りにきたけど、今、園内のrose gardenが見ごろということで

園内をお散歩。

きれーい。

写真撮ったり、ゆっくり歩いてたらとてもさぶい・・・

鳥さんに「そりゃ、寒いよねー。眠いよねー。」

と、話しかけながら写真を撮ってる自分。

一人旅、恐るべし。


寒いのでいざ、走ることを決意。

rose gardenを一周して、ここでouter circleに出よう。と思い、スタート。

うん?

いつまでも、目指す道が出てこず(気がつけず)、いつまでもぐるぐるぐるぐる

rose gardenを回ってる私。

バターになっちゃうよ。

目指した道に出るのを諦め、適当なところで、外にでたら・・・

ベーカー・ストリートに出ちゃった。

シャーロックホームズのゆかりの地なので、こんな看板多数あり。




さて、宿に戻って、シャワー浴びて、ごはん食べたら

今日も買い物だよー!!!!

本日はコベントガーデンらへんを散策。

学校の帰りによく立ち寄ってたエリアだから、昔からよく行ってたお店や

雑誌で取り上げられてたお店などをプラプラプラ。

でも、今日は時間に限りがございまして・・・

買い物を早々に切り上げ、お昼に。と、狙ってたfish & chipsのお店に・・・

でも、まだお腹がすいてないのー。

困った。

せっかく、近くにいるのに。

仕方がない。take awayしていこう。

本当は出来立て、アツアツ食べたいけど・・・・。

どの雑誌にも絶対載ってる、fish & chips専門店。

ロンドンで二番目に古いお店なんだって。

The Rock & Sole Place

もちろん、お魚はタラをチョイス。

でも、お腹すいてなかったのでchips(ポテトのことね)はいらない。

cod(タラね)individual please

って伝えたら

えっ? chipsいらないの? って驚くお店のおにいさん。

うん。いらない。

Are you sure?

うん。いらない。

って言ったのに、入ってた!!!!

お兄さん、少しだけchips入れてくれてたの。

ただ間違えただけ?って思ったけど、お金£8しか払ってないし。

(with chipsは£10でした)

わーい!ラッキー!!!

いらない。といったものの、少しは食べたいの。

全部食べきる自信がないから自粛しただけなの。

とは、いうものの、やっぱりこれでも全部食べきることはできず

半分は夜に持ち越し。

あぁ、モルトビネガーってどうしてこんなにおいしいの・・・

今度、絶対お店でアツアツホクホクを白ワインと一緒に楽しみたい!!!!

take awayの袋。

かわいい★




さてさて、本日の、いや、この旅のメインイベントでもございます

ホストファミリーのおうちへ。

5年ぶりの再会。

うるるん再会スペシャルでございます。


その前に、あの頃を思い出すべく、学校に立ち寄って行くことに。

じゃん。

これが学校。

まだclass中かな。

とても静かだった。

ドアのPIN NO.忘れたから入ることはしなかったけど。

懐かしい。

では、学校に通っていたあの頃のようにおうちへ帰りますか。

帰りはいつも電車で帰ってて

(ちなみにロンドナーは地下鉄をtube, 電車をtrainと使い分けます。

日本でいうと、東京メトロがtubeで、JRがtrainと言ったとこでしょうか。)

電車の駅であるウォータールーsta.に行くにはテムズ川を橋で渡ります。

この階段を登って

橋の上から左側の景色。

ガーキンと聖ポール大聖堂がみえる。

こんな橋を当たり前に毎日通っていたなんて贅沢だなぁ。

右手にはロンドンアイと、ビックベンがあるんだけど線路が邪魔で

いい写真が撮れなかったのであしあらず・・・

階段を渡りきった、ふもとのこのEATが私達のたまり場。

学校帰りここにきてみんなで宿題やったり、パブに行くまで時間つぶしたり。

ただ、みんなでいるだけで楽しかったあの日、あの時。

橋を渡ったら、すぐそこがウォータールーSta.

ここからパリやベルギーに行く、ユーロスターが出てたんだけど

探してみるけどどこにも見当たらない。

まさかまさかと、今ネットで調べたらやっぱりユーロスター移管されてた・・・

噂では聞いてたけど、ユーロスター、セント・パンクラス駅に全部移管されてたのね?

ビックリ。。。。。

かなり、お世話になった駅なのに・・・

ユーロスター移管なんて、利用客もだいぶ減ることでしょう。。。。

けど、相変わらず大きな駅でした。

駅。

このたくさんの電子掲示板から自分の乗る電車を探す。

ホストファミリーの駅は2つ目なので、ほぼ全部の電車が止まるから

行きたいホームに行くだけ。

ただ、20ホーム位が横一列に並んでるから、遠いホームはかなり遠い。

発車時間を考慮してホームを選ばなければなりません。

今日はこれに乗るよー。

あーもうすぐ、みんなに逢える。

何、話そう。どうしよう。

英語で伝えたいことを必死に考える。

この感覚、当時、毎日、今日はどこいって、何したかmotherに聞かれるし話したいから

帰りの電車で必死に英語の文章を考えてたあの時みたい。

懐かしい。

言っても2つ目なので早速着いちゃいました。

Clapham junction sta.

大きな駅です。

駅からおうちまでのおしゃれストリートにある

おしゃれお花屋さんでおみやげにブーケを購入。

すごい。

バラとチューリップの組み合わせってすごくない?

お店で相談しながらつくってもらったんだけど

友達のおうちに行くだけだから、ゴージャスすぎず、£20位で・・・

ってリクエストしたら、これは?これは?ってたくさんのお花を

ざくざく選んでくれて、最終的にはup to youと言われ(あなた次第)

I prefer rosesと言ったら

チューリップとバラになりました。

いざ、お姉さん、手際よくブーケ作り始めながら

「今日は友達の誕生日?」って質問。

「私、昔、ここでホームステイしてて、5年ぶりにホストファミリーに逢いにきました。

そのギフトです」って伝えたら

「おー、ラブリー」

って。

「久しぶりのロンドンはどう?」

「寒い・・・」(この日も寒かった)

「でも、昨日は暖かったわよね。この天気の変わりっぷりに私達は慣れてるけど・・

ウェールズからきているお店の子もね、ほら、あの子・・・」

と、ぺらぺらしゃべりながらあっという間に作り上げたお姉さんの手際はすごかったな・・・

「ホストファミリーと楽しい時間を過ごしてね。

そして日本までのロングロング ジャーニー気をつけてね」

と、見送られました。

あーん。

いよいよ、もうすぐ再会の時!

と、その前にホストファミリーについて。

私は2005年の8月から2006年の5月までロンドンにいたんだけど、

最後の3ヶ月を過ごした2代目のホストファミリーのおうちにいこうとしてます。

1代目のファミリーも、優しい?くはなく、

まぁ、just businessという感じで淡々とした日々を過ごしてて

ついに、息苦しくなってしまった私は友達が住んでいるファミリーを紹介してもらい、

そこに引越しをすることに。

仲良しの友達と一緒に、よそ様の家に住むという、なんとも不思議な体験をしたんだけど

これがとっても楽しかった。

友達はありちゃんという、はんなりとした京都の女の子で、私より年齢は2つ下なんだけど

本当にいい子で、しっかりしている子。

ありちゃんとは結局2週間だけ一緒で、ありちゃんが先に日本に帰っちゃったんだけど、

朝も一緒に学校行って、夜遊びしてもおうちまで一緒だから安心だし

本当に楽しい2週間だったなぁ。。。

ホストファミリーの構成はお父さんのRonan お母さんのHazel

娘のGrace (当時7歳)息子のAidan (当時5歳)

このチビ達が本当にかわいくてね。

ありちゃんとチビたちと4人でいつも遊んでました。

学校行く前も今日、帰ってきたら遊ぼうね。って言って見送ってくれるし、

帰ってきてもべったりだし、寝なさーい!ってベッドに連れて行かれても

眠るまでいて。と一緒に子供部屋に連れて行かれ、絵本読んだり。

あー、思い出すだけでも、かわいい。

当時の子供達の写真はこちらのエグロちゃんのブログ参照くださいませ

お母さんのHazelはね、平野レミ高田純次を足した様な人。

2で割りません。

お父さんのRonanはそんなかしましいHazelのことを、はいはい。と見守ってる、

どん。と構えているような人で、静かなんだけど、クスクスって

たまに笑うようなことを言ってくれる人。


さて、17時に訪問の約束をしているけど、早めに着いちゃって家のまわりプラプラしてたら

寒いからトイレ行きたくなっちゃって、どうしよう。

もう、行っていいかな。

まだ16時45分だけど。

よし、行こう!

着いた!

やだー。

またmessy。

変わってないなぁ。。。。。

ドキドキしながらチャイムを押したら・・・・・


な、なんとしらないお兄さんが出てきた!!!

なんですか?このドラマのような展開。

私、おうち間違えましたか?いや、この玄関、アドレス、絶対間違えてない。

Hazelは昔、Studentが到着する日(受け入れ初日)を忘れ、一日家を留守にしたことがある

前科有り。

不吉な予感が脳裏を掠める。


「えっとー・・・・・・こちらQuigley家ですよね????」

「うん。そうだよ。Ronanは仕事、Hazelはなんとかなんとかをlook afterしに行ってて

(パニックも手伝い、聞き取れない)GraceとAidanと一緒にそろそろ帰ってくるよ。」

「えっとー・・・・・私、17時にHazelと約束して・・・・

昔ホームステイしてた者なのですが・・・・」

「あーーーーなんとかなんとかに引っ越した、なんとか?

(相変わらず、聞き取れない)」

「あ、いや、もう5年前の話で・・・」

「とにかく、入りなよ、Come in Come in Take a seat!!!!」

と、強引におうちに入れられながら・・・・

「Um・・・・・Who are you?????」

げらげら笑いながら、お兄さん、

「そうだよね、ごめんごめん、ボクはRonanの弟だよ。

なにか冷たいもの飲む?それともcup of tea?」

あ、Ronanの弟さんですか。そうですか。全く似てなすぎだよ・・・。と、

ほっとしながら、まだ不安は残りつつ、でも寒かった私は

「紅茶を下さい」とちゃんとオーダー。

「どうやっていれる?」

「no sugar with milk please」

「イギリス式だね」ってくすくす笑いながら、言われた。

この感じ、Ronanっぽい。っと、やっと、ここで思う。

着て早々、トイレ貸してー!と初めて会ったお兄さんに言い、紅茶を頂いてたら

ようやく玄関に人の影が。

「Rumi---------------------------------------!!!!!!」

Hazel has come!!!!

あつーいハグ。

「なんで私がおうちにいて、Hazelが玄関から入ってきての再会なのよ!!!」

と、突っ込んだら

「あーごめんごめん。今、友達の子供のベビーシットしてて、迎えに行ってたのよ。

こっちが、サミーでこっちがペッパー」

と、小学生の姉妹を紹介してもらい、

(きゅーってハグしてくれてかわいかった)

その後ろに、エイデーン!!!!!

「Rumiよ、覚えてる?エイデン?」とmother。

「Rumiだよ、私のこと覚えてる?」って私も話しかけたら

「もちろん覚えてるよ。ボクの心にいつもいるよ」

って言いながら、両手を広げてくれたの。

11歳のボウやの胸に飛び込むピー歳。

エイちゃん。あんた、なんていい子に育ったの。

あの頃、挨拶のキスやハグを恥ずかしがって、絶対しなかったのに。

絶対、覚えてないと思ったのに。

もし、ウソだとしてもそんなウソを言えるようになっちゃったのね、えいちゃん。

話し方とかが全然変わってない。かわいいよー、エイデン。

その後、お姉ちゃんのGraceが帰ってきたんだけど、やっぱり多感な年頃だから

ちょっと、恥ずかしがってたね。

わかるよ、その気持ち。私も人見知りだから。

子供達は子供達だけで遊んでる。

キッチンから見えるテラスで、雨なのに、なんでか寝てるよ。

Aidanも昔よく、外で寝てたよね。ってHazelに言ったら

つい先週もなんでかしらないけど、GraceとAidan外で寝たのよ。

だって。イッツ フリーダム。

しばし、このキッチンでHazelとRonan brotherと談笑。

やっぱり震災のこと、すごい心配してくれてた。

ニュースを見るたびにうちにきた子達を本当に心配してた。と。

だいぶ、復興進んだ?と聞かれたので、

「みんな頑張ってるけど、やっぱり原発の問題はとてもシリアスで

節電とかしなければいけなく・・・」

と、今回はちゃんと用意してた文面を口にすることができました。

Ronanの弟、シニカルで優しくて、とっても面白かった。

ところでなんで彼はここにいるの?ってHazelに聞いたら

仕事で一ヶ月ロンドンにいるとのこと。

RonanはIrishです。

「ところで、Rumi? うち、大きくなったでしょ? キッチンも変わったでしょ?」

と、そう。

当時、まだ買ったばっかのおうちだったのに、もうリフォーム。

キッチンが広くなって、カラーも変わってた。

前は赤いタイルがとってもかわいかったのに。

あれ、好きだったよ。そもそもHazelが赤好きだから、キッチンを赤にして

家電も全部赤にしたんでしょ?って言ったら、

赤は具合悪くなる。なんて言ってた。

え?絶対好きだったでしょ?

ほら、みて。と指差すHazel

キッチンに天窓がついて、あそこの部屋も作ったのよ。と。

どうりで玄関の前に粗大ごみが。

みにいってきていい?

いっておいでー。

と、上のフロアを散策。

私が使ってた部屋はGraceの部屋に。

でも、机もベッドもチェストも鏡も電気のシェードも私が使ってたのと同じもの。

えぐろちゃんのブログの写真もこの部屋で撮ったもの。

しかし、随分、様変わりしたなぁ。。。。。

様変わりの一因。

出たー!

ビーバーくん。

誰になんと言われようと、私も好きよ。

Aidanの部屋。

すっかり、男の子のシンプルな部屋になったな。

当時はGraceと一緒に使ってて、子供ベッドが二つ並んで

おもちゃもたくさんあって、カラフルな色のThe 外国の子供部屋 だったのにな。

前よりも部屋が二つとトイレが増築されてて、部屋がたくさんあるから

本当にいつでも遊びにきてね。と、言ってくれました。

差し上げたお花と一緒にHazel。

ポージング上手〜。

Hazelにはインドの血が入っているらしいので、アジア人贔屓です。

日本みやげ。

おせんべいとか、和菓子よりも、結局こういうものが外人さん達には絶大なる人気です。

日本のパッケージは本当にラブリー!!!

ほら、みて!るみの日本のおみやげ。

ステキでしょ?と子供達に見せ、

もったいなくて開けられない!と、キッチンに飾られ、

東京ばなななんぞで、本当に恐縮です。。。。

最近の家族写真を見せてもらった中の一枚。

旅行に行った時のRonanとGraceの後姿の写真を撮った、写真。

すごいステキじゃない?

13歳の娘がパパと手をつないで歩いている姿。って。

Gracy, かわいいやん。


あっという間に楽しい時間は過ぎ、サミーとペッパーをおうちに送らなければいけない時間に。

慌てて、子供達の写真撮りたい!って頼んで撮らせてもらった写真。

家の前にて。

バイバイする時もAidanがハグしながら、

「You must come back again!!!!」

って言ってくれて。

"must"って、嬉しい。

ちょっとチャビっちゃった、Aidanだけど、背が伸びたら格好良くなっちゃって

いい男になっちゃうのね・・・

女の子を泣かせるようなことはしちゃ駄目よ、えいちゃん。

あぁ、親戚のおばちゃん気分、本当。

楽しい時間をありがとう、みんな。

次回は会えなかったRonanにもまた逢いたいな。

また、遊びに行くね。




【Host familyのおうちがあるClapham junction近辺について】

テムズ川の南側は観光スポットが少ない都合、旅行客はじめ

日本人がまずおりません。

一代目のホストファミリーはロンドンの北の方で、

昔、日本人学校が北にあったために、日本人コミュニティの面影が根強く残り

(今は西の方に移転)

毎朝tubeの車両に一人は必ず日本人サラリーマンを見かけたものでした。

このClapham近辺はとてもステキな街で、なんでか私が買ったお花屋さんの通りが

FIGAROに載っていた位。

もう少し南のWondsworthというエリアもラブアクチュアリーで、ヒュー・グランドの

お姉ちゃん一家が住んでる街=ヒュー・グランドが恋に落ちた秘書も住んでいる街

として、挙がってたエリア。

また、日本人がいない。と言ったものの、じ・つ・は

あの、夏目漱石は明治時代に英国留学した最後の下宿先がご近所にあり

ミーハーな私は、当時、わざわざ観にいったのでした。

外壁に漱石のプレートが掲げてあったよ。


かわいいお店や公園がたくさんある本当にいい街なので、みなさんもよかったら

訪れてみてね。