心をこめて。

実は、昨日、定年退職後、嘱託で2年間勤めていた

とってもお世話になったおじいの最終日でした。

家庭の事情により、おじいの社会生活本当の最終日。

今の会社に働かせてもらった最初の部署にいたおじい。

右も左もわからない私にいろんなことを教えてくれたおじい。

どんなに忙しくても、絶対手を止めて、私の質問を聞いてくれたおじい。

どうしようもないくだらない質問にもバカにすることなく

真摯に答えてくれたおじい。

子供がいないおじいは私ともう一人同年代の経理の女の子のことを

とてもかわいがってくれて

時に麻布や原宿のおいしいお店に私達を連れて行ってくれたり

私が父を亡くしていることを知っているおじいは

いつも私の母のことを気にかけてくれて、

(どうやらおじいの実の妹と私の母親が同い年ということから

何か重なるものがあるのかな)

顔を合わせれば、お母さん元気?と聞いてくれ

(おじい、この二年間出向のため、隣の建物に通勤)

なぜかなぜだか毎年ホワイトデーには私の分と、母親の分まで用意してくれる始末。

もうすぐ終わり。というのは知っていたけど

いざ、最終日となって挨拶に回っているおじいをみると

鼻の奥がツンとしてきた。

送別会は別の日に盛大にやるということに甘んじて、何も用意してなかった私に

逆におじいがコレあげる。ってくれた。

デューク


電車で読んじゃだめだよ。ってくれた。

トイプードルを飼っているおじい。

おじいは男性で珍しく江国香織が好きなのです。

この本にどんな想いを込めてくれたのかな。。。


本当にお世話になりました。

送別会でたくさん、労いさせて頂きます。

奥様との第二の人生の日々にたまにはお邪魔しちゃおう。。。

ジミーちゃん(おじいの家のわんこ)に逢いに行こうっと。